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曳舟道(ひきふねみち)

セーヌ川沿いの散策ほど楽しい事はあるでしょうか?

サン・ジェルマン・ブクル・ド・セーヌ地域圏内には、少なくとも10のコミューンが曳舟道によって繋がっています。

昔この道は、積み荷をのせた低底船を人または馬の力で、ロープを使って河岸から牽引または「引っぱる」ために利用されていました。

現在、コミューンや県、地域圏間民間団体 Axe Seineなどが、パリからノルマンディーまでセーヌ川沿いの曳舟道の再開発に取り組んでいます。

サルトゥルヴィルの砂浜からマルリーの機械まで…失われた宝物。

1930年頃、サルトゥルヴィルのアンリ・デュナン通りとジャン・ニコル通りの間にあるセーヌ川河岸には長さ約70mの砂浜があり、キャビン、飛び込み台、監視員までいた事をご存知でしたか?!この小さな「水浴場」は、1931年にエミール・バザンが設立した

スイミングクラブ「 Les Tritons 」の練習場でした。

砂浜は毎年6月15日に開きます。ここでは地域の異なるクラブによって様々なスポーツ関連イベントが開催され、自由気ままに散策を楽しめるセーヌ河岸に世界中からの人々が集まります。

ブージヴァルのセーヌ川にあった「マルリーの機械」は、1968年に取り壊されてしまいましたが、現在でも多くの観光客の好奇心を誘っています。取り壊しを知り嘆く人々もいるほど!

マルリー=ル=ロワ―ルーヴシエンヌのプロムナード美術館では、機械に関する専用の展示室が用意されています。

さらに現在にも残る建築物の1部で最も注目すべきなのは、荘厳な36本のアーチと長さ643mを誇るルーヴシエンヌの水道橋です。

マルリーの機械は、セーヌ川とその歴史を知るためには欠かせない要素なのです!

低底船や船のファン?

ポール=マルリー市の河岸には、約40隻のボートハウスが係留しています。

ここには、グレヴァン博物館の別館に改造された100年前の低底船「la Fledermaus」があります。サルトゥルヴィルにあるSmart Paddle社が所有する低底船「La Talente」は、コワーキングスペースまたはセミナー、プライベートレセプションのため、一風変わった空間を提供しています。
シャトゥーの印象派の島、フルネーズ美術館は、民間団体Sequanaによって時間をかけて修復されたベル・エポック時代の船を集めたヨーロッパ唯一のコレクションを所蔵しています。

最後に、ポール=マルリーのローイングクラブまたはモンテソンの「Cercle de Voile des Boucles de la Seine」、ル・ペックのヨットクラブと共に、船体験を!

曳舟道からの観光スポット

  • シャトゥーからメゾン=ラフィットのグリーンウェイ パリ―ロンドン(サイクリングコース)。
  • カリエール=シュール=セーヌの市庁舎の公園。
  • シャトゥーのダム。
  • シャトゥーのフルネーズの里。
  • ポール=マルリーのラ・ロージュ島と公園につながるかけ橋。
  • ル・ペックとクロワシー=シュール=セーヌの間にあるSuez Eau France社のグリーンウェイ。
  • ル・ペック港のボートホテル。
  • ル・ペックのコルビエール公園。
  • メニール=ル=ロワにある「セーヌ川の支流」。
  • ブクル・ド・モンテソン州立公園。
  • 徒歩でも自転車でも楽しめるモンテソンの長さ3kmの曳舟道!