ル・ヴェジネのグラン・トリアノン、Palais Rose - Saint Germain Boucles de Seine

ル・ヴェジネのグラン・トリアノン、Palais Rose
14 allée des Fêtes
78110 Le Vésinet

庭園都市の珠玉、「グラン・トリアノン」スタイルの建築様式を彷彿とさせ、ル・ヴェジネのイビス湖の素晴らしい眺めを提供するPalais Rose。

1900年頃に建築。この建築物は数多くの所有者の手に渡りました。その中でもロベール・ド・モンテスキュー伯が庭園を造らせたことにより敷地を拡大。庭園は、花瓶と彫刻で飾られ、ヴェルサイユのモンテスパン婦人の所有物であった大理石製の「湯舟」であった水盤を置いたTemple d'amourという名の円形建物が建てられました。

詩人であった彼は、クロード・ドビュッシーやモーリス・ロスタン、ジャン・コクトーなど数々の芸術家を招待していました。

1923年、ルイザ・カサティが館を購入し、1934年にオーギュスト=ウスタシュ・ルプレヴォストに売り渡します。その機会にヴェルサイユ美術館が大理石の湯舟を購入します。湯舟を取り出す際には、円形建物の一部を取り壊す必要があり、建物は屋根を失ってしまいます。湯舟は現在、オランジュリーに展示されています。

80年代、建築家ジャン=ルイ・カルダンがファサードから建物内部に至るまで数多くの改装を行います。1988年、歴史的建築物の候補追加リストに登録されます。

現在、Palais Rosehaは個人所有の建物で、ヨーロッパ文化遺産の日などの、特別な機会にのみ一般公開されます。

状況

開館・開催日時

ヨーロッパ文化遺産の日など、特別な機会にのみ一般公開。

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